ストローマン BLX、TLX インプラント
2026/04/29
ストローマン(Straumann)のX-line(エックスライン)は、現代のインプラント治療において「審美性」と「骨の維持」を高度に両立させるために開発されたインプラントシリーズです。
ストローマンのX-lineは、主に埋入する深さ(位置)の違いによって、大きく分けて2つの主要なインプラントタイプで構成されています。
1. Straumann® BLX(ボーンレベル エックス)
ボーンレベル(Bone Level)、つまりインプラントの頭を「骨の高さ」に合わせて埋入するタイプです。
主な用途: 主に審美領域(前歯部など)で使用されます。
特徴: インプラント全体が骨の下に隠れるため、歯肉の立ち上がりを自由に作りやすく、より自然な見た目を追求できます。
デザイン: 先端に向かって細くなる「フルテーパードデザイン」により、柔らかい骨でも高い固定力を発揮します。
2. Straumann® TLX(ティッシュレベル エックス)
ティッシュレベル(Tissue Level)、つまりインプラントの頸部(滑らかな部分)が「歯肉の高さ」に来るように埋入するタイプです。
主な用途: 主に臼歯部(奥歯)や、1回法(手術を1回で済ませる術式)に適しています。
特徴: 歯肉を貫通した状態で治癒させるため、2回目の手術が不要になることが多く、細菌感染のリスクも低減できます。
デザイン: ストローマン伝統の「ティッシュレベル」の利点と、X-line特有の「高い固定力」を組み合わせています。
主に、以下の2つの革新的な特性を組み合わせたものを指します。
1. 独自のインプラント形状:Xシェイプ
X-lineの最大の特徴は、そのマクロデザイン(形状)にあります。
テーパー(傾斜)デザイン: インプラント体の上部(ネック側)がわずかに細くなる、あるいは直線的な形状ではなく、周囲の骨を圧迫しすぎない設計になっています。
フルスレッド(全ネジ)設計: インプラントの頂部までネジ山が切られており、特に抜歯即時埋入(歯を抜いた直後にインプラントを入れる手法)において、初期固定(しっかりと固定されること)を得やすくなっています。
2. 進化した表面処理:SLActive®
X-lineは、ストローマンが誇る高性能な表面処理であるSLActive(エスエルアクティブ)を採用しています。
親水性: 表面が液体を強力に引き寄せるため、埋入直後から血液中のタンパク質や細胞が速やかに付着します。
治癒のスピード: 従来の表面処理に比べ、骨との結合(オッセオインテグレーション)が早く進むため、治療期間の短縮が可能です。
山梨 あいざわ歯科クリニック





